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【お家で撮影】Nikon Z50でタイムラプスに挑戦!

  • 執筆者の写真: shuntaro0402
    shuntaro0402
  • 2020年5月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年5月10日


こんにちは!


皆さん、最近はコロナウイルスの影響でなかなか外に写真を撮りに行けず、ストレスが溜まっているのではないでしょうか?私も写真撮影が大好きで、週末はよく風景やスナップを撮るために色々なところに出かけていましたが、今は我慢の時ということで、なんとか家で楽しく写真を撮る方法を探しています。


今回は、お家でできる個性的なカメラの楽しみ方を紹介したいと思います。

少し難しい部分もありますが、しっかりやり方を説明するので、是非この機会新しい表現にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!



◆タイムラプス動画

タイムラプスとは、たくさんの写真をパラパラ漫画のようにつなげた動画です。時の移り変わりや、人やモノの動きをユニークに表現できるので、写真や普通の動画とは一味違った表現が楽しめます。NikonのZシリーズやDシリーズには、カメラ内でタイムラプス動画を生成できる機能が搭載されていて、誰でも簡単にタイムラプスの世界を楽しむことができます。


下の動画は、私が自宅のベランダから撮ったタイムラプス動画です。

◆今回使った機材


Z50は小型軽量で高画質なミラーレス一眼カメラです。私もメイン機として愛用しています。


◆撮影準備

まずはカメラを三脚に乗せて、ベランダに設置します。長時間撮影するので、その間に風で倒れたり何かモノがぶつからないように、安全なところに設置してください。次は、三脚やカメラ内蔵の水準器を使って、しっかり平行をとって構図を作ります。タイムラプス動画は画角を広く撮っておくとダイナミックな構図になり、後で編集もしやすくなります。Z50のキットレンズのDX16-50は35ミリフルサイズ換算で24mm相当の画角です。十分に広い範囲を撮影できます。




カメラをセットしたら、タイムラプス撮影に最適な設定をしましょう。

私はいつも以下のようにしています。


◆タイムラプス撮影時のおすすめカメラ設定

撮影モード:A(絞り優先オート)

絞り:f5.6-f8で固定

ISO:オート

制御上限感度:1600

低速限界設定:20秒〜30秒

ホワイトバランス:自然光オート

アクティブDライティング:オフ

フォーカスモード:マニュアル(固定しておく)


状況によって多少調整は必要ですが、基本的にはこの設定でOKです。

さて、次は「タイムラプス動画」を設定します。

静止画撮影メニューの下の方に項目があります。



◆インターバルタイマー撮影設定

撮影間隔:00:00'20(20秒)

撮影時間:03:30'00(3時間半)

露出平滑化:「ON」

サイレント撮影:「ON」

画像サイズ/フレームレート:1920x1080 30fps

撮影間隔優先:「ON」


動画は何枚もの静止画が繋がってできています。1秒間に何枚の写真で動画を構成するかによって、見え方や映像の変わってきます。これはフレームレート(fps)と呼ばれていて、1秒間に30枚の画像で構成するなら、30fpsになります。この数字が大きければ大きいほど、動画は滑らかに見えるようになりますが、データサイズも比例して大きくなります。スマホやPCで見る程度であれば、フルHD(1980x1080)の30fpsくらいがちょうどいいです。大きな画面で楽しみたいのであれば、4Kで撮影しても良いです。


撮影間隔と撮影時間についてですが、今回は夕方の5時から夜の8時半の3.5時間(210分間)で撮影しました。撮影間隔を20秒おきにすれば、210分間で630枚撮影できます。30fps=1秒間30枚にすると、30/630で、21秒分のタイムラプス動画ができます。


少し計算がややこしいのですが、「撮影間隔」と「撮影時間」を入力すれば、メニューの下に青字で動画の長さが表示されるので、簡単に設定できます。他にも、前後の画像がスムーズに繋がるように露出が調整される「露出平滑化機能」など、Nikonのカメラにはタイムラプス撮影を簡単に楽しむことができる機能がたくさん搭載されています。


全てを項目を設定したら、「撮影開始」ボタンを押して、あとはカメラを放置しておくだけで、高画質なタイムラプス動画の出来上がりです。


是非皆さんも、お家で楽しくタイムラプス動画を撮ってみてください!








 
 
 

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